更年期以降注意したい骨粗しょう症の改善方法や予防策をチェック

骨粗しょう症は、高齢者の病気と

思われがちですが、

実は女性ホルモンの影響があるって

ご存知でしたか?

ここでは、骨粗しょう症について

原因や症状、改善法や予防策について

ご紹介しています。

スポンサーリンク
レシポンス

更年期と骨粗しょう症の関係

女性ホルモンは閉経の前からだんだんと減少して

きます。

特に更年期以降は、女性ホルモンが極端に減少し、

骨密度が急速に下がってきます。

骨密度が下がる前に骨量を

維持することが大切です。

骨粗しょう症の原因

更年期以降の女性に多く見られる

骨粗しょう症。

その原因は、女性ホルモンの一つである

エストロゲンが減少することで、

骨粗しょう症になりやすくなると言われています。



エストロゲンは骨が壊れるのを防いだり、

骨芽細胞の働きを活発にし、

骨の中のカルシウムを蓄える作用があります。



そのエストロゲンが減少してしまう

更年期以降の女性は、カルシウムが

骨から溶け出していくため、

骨量が下がってしまうのです。

骨粗しょう症の症状

骨粗しょう症は、自覚症状が乏しいので

気付きにくい病気です。



骨粗しょう症をチェックしてみましょう

・身長が縮んだように感じる

・背中や腰の痛みのために動作が鈍くなる

・背中や腰が曲がったように感じる

・腰が痛くレントゲン検査をしたが異常がない

・息切れしやすい

・掃除が億劫

・洗濯物を干すのがつらい

・外出がつらい

・おなかがすぐにいっぱいになる

・姿勢が悪くなり服が似合わない



などの症状がある方は、骨粗しょう症かも

しれません。

早目に医療機関を受診されることを

おすすめします。

改善方法や予防策

女性は閉経後から骨粗しょう症に

なってしまう方が多くなります。

50歳以上の女性の約18%が

骨粗しょう症該当者と推定されています。

骨粗しょう症にならないためにも

更年期前にできるだけ骨量をあげておくことが

大切なことです。



骨量を減らさない3つのポイント

・食生活の改善

・骨に刺激を与える

・体重管理

この3つがポイントとなります。

細かく説明していきます。



まずは、食生活の改善

更年期の時期は、女性ホルモンが減少していきます。

これを補うためにも、大豆製品を積極的に摂取することを

おすすめします。

大豆製品にはエストロゲンの変わりとなる作用の

イソフラボンが豊富に含まれていますので

意識して摂取してみて下さい。



また、カルシウムが体内に不足すると

骨の中のカルシウムが血液中に溶け出して

しまうので、カルシウムを1日の目安として

800mg摂るようにすると良いです。

骨折予防と言われているビタミンKや

ビタミンDなどバランスの良い食事をする。



次に骨に刺激を与えるというのは

骨に刺激を与えると骨量が増えやすくなることから

ウォーキングをすることが良いと言われています。

骨粗しょう症予防のウォーキングは、

できるだけ歩幅を広げて歩く、太ももを

意識して高く上げ、踏みつけるように

ウォーキングします。

外出できないときは、家の中でも出来ることが

あります。

椅子に座った状態で

太ももを高くあげてドスンと下ろす。

音が出てしまうので、注意して行わなければ

いけませんが、外出できない時に試してみて下さい。



最後に体重管理

更年期になり女性ホルモンのエストロゲンの

分泌量が減少すると、脂肪細胞の分解スピードが

落ちてきます。

脂肪が溜めこまれやすくなり、体重が増えやすく

なります。

無理なダイエットは禁物ですが、肥満にならないよう

体重管理に気をつけましょう。

まとめ

更年期と骨粗しょう症について

まとめてみました。



女性にとって、エストロゲンは

女性の体を守っていているもの。

そのエストロゲンが、更年期に入り

減少していくことで、

さまざまな不調がおこるわけですね。

更年期障害が代表的なものですが、

今回ご説明した骨粗しょう症も

エストロゲンの減少が原因となっています。



更年期以降も毎日を快適にすごせるよう

骨粗しょう症の予防が必要だと思います。

スポンサーリンク
レシポンス
レシポンス

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする