更年期の時期の女性の大きな悩みでもある
体重増加は更年期に見られる症状の一つです。
更年期になって太った。
むくみやすくなった。
と感じている人は少なくありません。
ここでは、更年期の体重増加や
むくみについてくわしく見ていこうと
思います。
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更年期は太りやすくなる
更年期を迎える40代～50代の女性が、平均体重より重い過体重の人が
増え続けています。
この時期は身体の筋肉量の減少により
基礎代謝が低下します。
エネルギーを燃焼させる効率が
悪くなることで、やせにくくなります。
更年期になると、女性ホルモンのひとつである
エストロゲンが急激に減少します。
このエストロゲンの働きのなかには、
コレステロールの値を正常にし、
脂肪代謝を促す働きがあるのですが、
エストロゲンが減少することにより
脂肪が代謝されにくくなります。
このようなことで、更年期の女性は
太りやすい状態になっているのです。
むくみも体重増加の原因
更年期に入ると、顔がむくむ、足がむくむ、
体全体がむくむなど
むくみやすくなります。
このむくみは女性特有の
女性ホルモンが関係している
可能性が高いです。
とくに、生理前や生理中に
むくみがちになるというのは、
経験があるかと思います。
生理前になると体重が1～2キロ
増えてしまった。
ということはよくあることです。
このようにむくみと体重増加には
深い関係があります。
では、なぜ更年期の時期に
むくみやすくなるのか。
この時期のむくみは、
血液やリンパの流れを調節する
筋肉と自律神経が関係しています。
更年期には女性ホルモンのバランスが
乱れ、その影響を受け自律神経が
乱れます。
下半身が冷え症になってしまい
むくみがおきやすくなります。
また、加齢により筋力の低下により
リンパの流れも悪くなります。
これが原因となりむくみやすくなって
しまうのです。
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体重増加の予防
体重の増加を放置していると健康面でさまざまな病気を
引き起こす要因になります。
肥満になると、糖尿病、
動脈硬化、高脂血症、高血圧症に
なる可能性があります。
特に心臓への負担が大きくなるので
注意が必要です。
肥満にならないよう予防が必要ですね。
まずは適性体重を知ることが大切です。
BMIの標準は「22」に対し
「25」以上になると肥満といわれています。
BMIの計算方法は、体重(kg)÷（身長(m)×身長(m)）
でBMIを求めることができます。
まめに体重を測りBMI値の増減を把握し、
増減が1ヶ月5％未満にしておきましょう。
体重増加の改善方法
まずは、食生活の見直しをしましょう。脂肪、糖分、塩分の摂りすぎには
注意が必要です。
間食を控え、夕食は早めに摂り、軽めにするなど
工夫しバランスのよい食事を心がけましょう。
加齢とともに落ちる基礎代謝ですが、
更年期に入ったら、今までと同じ運動量では
太りやすくなる一方です。
すこしでも運動量を増やすことが
大切です。
普段の生活の中で見直してみると
案外ちょっとした運動ができます。
・エスカレーターを使わず階段を使う
・買い物に行くのに歩いて行ってみる
・時間のある時に散歩してみる
など、何もしないよりはした方が良いので
まずは、ちょっとした運動から
とりいれてみて下さいね。
基礎代謝をあげることは、痩せやすくなるし
むくみの改善にも役立ちます。
また、身体を動かすことは、
更年期障害のさまざまな症状の
緩和にも役立ちます。
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まとめ
中年太りだからと諦めていると肥満となり生活習慣病の
心配も出てきます。
若いときとは基礎代謝が落ちているので
太りやすくなってしまうのは
仕方がないことですが、
日々の食生活の見直しや運動を
することで、体重増加をしっかり予防して、
健康的な更年期を送りたいですね♪