更年期障害のめまいや吐き気の症状の対処法!PMSとの違いは?

更年期にめまいや吐き気といった

症状があらわれるのは少なくありません。

更年期障害の代表的な症状とも言える

めまいや吐き気はどんな理由から

おこるのでしょうか。



更年期のめまいや吐き気について

症状がおこる原因や特徴などを

まとめました。

スポンサーリンク
レシポンス

めまいは吐き気はなぜ起こるのか?

更年期障害の症状のひとつでもある

めまいや吐き気は、更年期の女性に

起きやすい悩みともなっています。


めまいや吐き気の原因

めまいや吐き気が起きる原因の多くは、

頭痛を伴っています。

更年期の頭痛は、女性ホルモンの減少により

ホルモンバランスや自律神経が

乱れることで、脳への血流が不安定となり

起きると言われています。



頭痛が起きると、のぼせやほてり、

めまいや吐き気を伴っていることが

特徴です。

毎日のように頭痛が頻繁に起きたり、

長時間痛みが続くのは、

更年期特有の症状です。



ただ、症状が頭痛だけで、痛みが激しく

起き上がれないほどの症状の場合は、

ほかの病気が原因となっている

こともありますので、

このような症状の時は、更年期だからと

思わずに早目に病院で受診することを

おすすめします。


めまいの特徴

更年期に起こるめまいは、

40代女性の3人に1人が

めまいの症状を自覚していると

2010年の厚生労働省の調査で

わかっています。



3人に1人ってかなりの人が

めまいに悩まされているということですね。



ただ、めまいの症状でも軽いものから

重症のものまであるんです。

更年期のめまいの特徴を

大きく分類すると、2つのめまいが

あります。



1 回転性のめまい

2 浮動性めまい



回転性のめまい

回転性のめまいは、突然天井や壁など、

周囲の景色がグルグルと回っているように

感じます。

この時に吐き気を伴うことがあります。

回転性のめまいが起こると、

横になっていても、目をつぶっても

回っている感じがして嫌なものです。

また、下を向くと回転がひどく感じる人もいて、

入浴時に洗髪が出来ないなんて

人もいるほどです。



このめまいの原因は、耳のなかにある

三半規菅に耳石という部分の

炭酸カルシウムの粒が剥がれて入り込む

ことで起きると言われています。

平衡感覚を司る三半規菅に刺激が

加わることでめまいが起きるのです。



とくに、更年期には女性ホルモンが

低下することで、カルシウム不足になり

耳石がはがれやすくなってしまうことが

更年期のめまいを起こす原因の一つと

なっているようです。



浮動性めまい

浮動性のめまいは、まるで船に

のっているような、

ゆらゆらとゆれているような感じです。

このめまいの特徴は、肩こりや

首こりを伴い、長時間続きます。



このめまいの原因は、脳血管障害や

高血圧、自律神経の乱れなど、

脳の血流障害から起こります。

更年期には女性ホルモンの減少から

自律神経の乱れも起きやすいので

更年期におこりやすいめまいと

言われています。


めまいの対処法

更年期にはどうしても

自律神経が乱れがちになり、

めまいなどの症状が起きてしまうのですが、

これらの症状を改善する対処法は、

過度のストレスや睡眠不足、

疲労をためこまないことが大事です。



疲れたと感じた時は、休養や

リラックスするといったことが

必要です。



しかし、頭ではわかっていても

なかなか、年齢的にも忙しい年代なので

ゆっくり休養する時間やリラックスする時間が

とれない人も多いですよね。



そんな方には、更年期障害を緩和する

サプリメントもあるようなので、

サプリメントを試してみるのも

一つの対処法となりそうです。



めまいの症状がひどい時は、

耳鼻咽喉科を受診すると、

めまいの症状を抑える薬を

処方してくれるので、

我慢せず早めに受診しましょう。


PMSって?

更年期におこるめまいや吐き気は

更年期障害の症状の一つなのですが、

ただ、めまいや吐き気が

決まった時期に起こる場合は、

更年期障害ではない場合があります。



決まった時期というのは、

生理前に決まってめまいや吐き気が

おこる場合があります。

更年期障害のめまいや吐き気は

生理の周期に関係なく起こり

生理前だけに限定で起こるめまいや吐き気は、

PMS(月経前症候群)と言います。



PMSの症状は、めまいや吐き気だけでは

ありません。

年齢は10代から50代まで

閉経するまで起きる可能性があります。


PMSの主な症状をチェック!

PMSの症状はさまざまで

個人差もありますが、

身体的症状と精神的症状の2つに

分けられます。



身体的症状

下腹部膨満感、下腹部痛、頭痛、乳房痛、

乳房の張り、腰痛、関節痛、むくみ、

体重増加、脚が重い、にきび、めまい、

食欲亢進、便秘、下痢、吐き気、動悸、

過剰な睡眠欲、不眠



精神的症状

怒りやすい、反感、闘争的、憂鬱、緊張、

判断力低下、不決断、無気力、孤独感、

疲れやすい、不眠、パニック、妄想症、

集中力低下、気力が続かない、涙もろい、

悪夢を見る、異性に対してのみ攻撃的になり

暴力をふるう



などの症状があります。

更年期障害の症状と重なる症状も

あり、わかりづらいのですが、

症状の出る時期がチェックポイントです。



生理前に限定して症状があらわれていれば、

PMSで、生理周期とは関係がないようなら

更年期障害ということです。


更年期障害やPMSを緩和する食べ物

更年期障害やPMSのように、

女性ホルモンに関わる体調の変化や

精神的な変化を緩和する食べ物があります。



それは大豆イソフラボンです。

大豆
よく耳にしますよね。

この大豆イソフラボンは、女性ホルモンの

欠乏を補う。

女性ホルモンの分泌過剰に対しては

それを抑える。

といった両方の働きをしてくれるのです。

なので、更年期障害とPMSのどちらにも

効果的です。



代表的な食品は、豆乳や納豆、油揚げ、豆腐

などの大豆製品です。



大豆イソフラボンは女性ホルモンと

似た構造で、女性ホルモンの減少を補ったり

過剰分泌に対しては抑える働きをするので、

普段の生活に積極的に取り入れるように

すると、更年期障害やPMSの症状を

緩和することができそうですね。


まとめ

更年期のめまいや吐き気は、

更年期障害と生理前に限っておこる

PMSが考えられます。



症状が出る時期がチェックのポイント

となります。



あなたのめまいや吐き気は、

いつ起こるかが更年期障害か

PMSを見分けるポイントですね。



いずれにしても、

症状が辛い場合は、病院へ受診するのが

一番ですが、更年期障害にもPMSにも

効果的な大豆イソフラボンを取り入れて

緩和できると良いですね。



毎日を快適に過ごせるために

参考にしてもらえると幸いです♪

スポンサーリンク
レシポンス
レシポンス

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする