更年期の時期にイライラするのは何故?
と思いませんか?
以前は、そんなに細かなことを
気にしなかったのに、
なんだか、周囲の人の言動が気になり
イライラする。
自分のやっていることが、上手くいかず
「あーもう!」とイラつく
子供や旦那に怒りっぽくなった。
など、更年期の時期にあらわれる
イライラする症状は、更年期障害の
症状のひとつです。
ここでは、更年期のイライラについて
症状や抑える方法をご紹介します。
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更年期にイライラはつきもの
更年期障害の症状のひとつでもあるイライラは、更年期の時期に
経験される人は少なくありません。
更年期にはイライラがつきものと
言っても過言ではないほど、
このイライラの症状に悩まされている
人は案外多いのです。
イライラして怒りっぽくなる、
感情をそのまま相手にぶつけてしまう
などの症状は、女性ホルモンが
大きく影響しています。
イライラする原因
更年期におこるイライラは、更年期障害の一つです。
更年期障害の症状について!女性はいつから始まるのかチェック!
更年期とは、閉経をはさんで前後5年くらいの
時期のことで、この時期は女性にとって
体の変化がおこりやすい時期でもあります。
加齢によって卵巣機能が低下してくるうえに、
女性ホルモンのひとつのエストロゲンの
分泌量が急激に減少してきます。
このとき、脳ではエストロゲンの分泌を
促そうと性腺刺激ホルモンを分泌するよう指令をおくります。
しかし、卵巣機能の低下により
エストロゲンの分泌は増えないのです。
このことで、ホルモンや自律神経のバランスを
乱しやすくなってしまうのです。
こういったことから、体の不調が生じます。
これが更年期障害と言われています。
身体症状と精神症状があらわれます。
代表的なのは、ほてりやめまい、動悸などの
身体症状や不安感やイライラなどの精神
症状があります。
とくに、精神症状は
女性ホルモンの分泌量が急激に低下すると、
おこりやすいと言われています。
エストロゲンには、気持ちを穏やかに
する作用があるのです。
そのエストロゲンが減少することで、
不安感やイライラなどの症状が強く
なってしまうのです。
更年期の時期は、周囲の環境の変化により
ストレスを受けやすい年齢でもあります。
ストレスを感じやすいひとは、
気持ちが不安定になりやすいので
不安感やイライラなどの症状が
強くなりやすいです。
更年期のイライラは、ストレスを
ためこまないようにする必要があります。
イライラを抑える方法
更年期のイライラの症状がつよくあらわれてしまったり、
気になることがあれば、早目に
医療機関を受診することをおすすめします。
女性ホルモンのひとつである
エストロゲンの減少がイライラを
おこしている原因ともなっています。
女性ホルモンを補う女性ホルモン補充療法
などで、エストロゲンの補充をすることで、
イライラを軽減できます。
生活のなかで、イライラを抑える方法も
あります。
朝に太陽を浴びる
食習慣の見直し
リラックスする
などがあります。
イライラを解消する働きをする
体内で分泌される「セロトニン」
このセロトニンもエストロゲンの減少に
より減少してしまうのですが、
セロトニンは朝の太陽を浴びることで
活発に分泌されると言われています。
朝日を浴びることで、セロトニンの
分泌を活発にすることで、
イライラの軽減に効果的です。
食生活のなかでもイライラの軽減に
効果的な成分があります、
マグネシウムとイソホラボンです。
とくにマグネシウムが不足すると、
イライラしやすくなると言われています。
しかもイライラしてしまうと、
マグネシウムを消費するという悪循環が
生じるのです。
海藻やナッツ類、チョコレートには
マグネシウムが含まれているので
適量を積極的に摂取してみてくださいね。
また、豆腐や納豆などの大豆製品に多く
含まれていることで有名なイソフラボン。
このイソフラボンは更年期障害の症状の
改善に効果があるといわれています。
イソフラボンは体内で代謝されることにより、
「エクオール」という物質になるのですが、
この「エクオール」の成分が更年期障害に
有効であることが、研究結果で証明されています。
サプリメントで「エクオール」を
補うのも効果があります。
イライラに効果のある漢方は?
漢方薬で更年期のイライラを抑えたいそんな方におすすめの漢方薬があります。
加味逍遥散(かみしょうようさん)
加味逍遥散は、疲れやすくイライラする方や
気分が不安定になりやすい方
におすすめの漢方薬です。
漢方では、更年期の症状を「血(けつ」と「気」の
問題ととらえらていて、
不足している「血」を補い、
滞っている「気」を動かしめぐらせることで
体のバランスを整え、不調を改善します。
この加味逍遥散は「気」を下におろし
全身にめぐらせ、たまった熱を冷ます。
また、不足している「血」を補い、
体のバランスを整えていきます。
交感神経が興奮したことでイライラや
不眠症などの神経症状に用いられます。
自律神経を調整して、イライラやのぼせを
鎮め、血行を促進する効果があります。
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漢方にも副作用はありますが、
少ないと言われているので安心です。
ただ、症状や体質にあっていないと
効果が出ないというケースも
あるので、漢方薬を使用したい場合は、
薬剤師や登録販売者などの
専門の方に相談することをおすすめします。
まとめ
更年期のイライラについてまとめてみました。
イライラしたり怒りっぽい
状態でいると、対人関係にも
問題が生じるケースもありますので、
更年期を抑える方法をチェックして
みましょう。
快適に毎日を過ごしていきたいですね♪