シェーングレン症候群はだるい?更年期障害との違いとは? 

更年期の年代に多くみられると

いわれているシェーングレン症候群は、

男性より圧倒的に女性に多い病気です。



なかには、若年者や高齢者にも

見られる病気です。



このシェーングレン症候群の患者さんは、

年々増えているといわれますが、

病気に気づいていない人が非常に

多いともいわれています。



とくに更年期障害のひとつの

症状でもあるドライ症状に似ているため

見逃しやすい病気なのです。



ここでは、シェーングレン症候群に

ついて詳しくお伝えしていきたいと

思います。

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シェーングレン症候群とはどんな病気?

シェーングレン症候群とは、

40~60歳の女性に発症することが多く、

涙腺や唾液腺などにリンパ球の浸潤が

あらわれる慢性の炎症により、

分泌量が低下し、乾燥症状を生じる症候群で

全身性の自己免疫疾患です。


シェーングレン症候群の症状は?

シェーングレン症候群の最も重要な症状は、

目の症状だといわれています。

涙の分泌が減少することでおこります。

目が疲れる、目やにがでる、目がゴロゴロする

また、目が痛い、モノを見る時に膜がかかったように

みえる、まぶしくて目があけられない時がある

などの症状があります。



涙の分泌には2種類あるそうで、

一般的なドライアイの場合は、日常生活を

送るうえで、目を乾燥させないように涙を分泌

させている「基礎分泌」に障害があると

いわれています。



また、シェーングレン症候群は「反射的分泌」といって

悲しい時に涙を流したり、玉ねぎを切ったときや、

目にゴミが入ったときに涙を出す

この分泌にも障害があるといわれています。



シェーングレン症候群は、目の乾燥だけでなく

口腔乾燥(ドライマウス)や鼻腔の乾燥などの

症状もあります。



また、関節が痛い、つかれやすい、だるいなど

全身症状も多くみられます。


シェーングレン症候群の原因は?

シェーングレン症候群は「自己免疫疾患」の

1つであることがわかっています。

免疫システムに異常をきたし、

自分の正常な組織を攻撃してしまいます。



「自己免疫疾患」の代表的な病気では、

膠原病や関節リウマチなどが有名です。



シェーングレン症候群は、さまざまな要因が

重なり免疫システムに異常がおこり、

発症するといわれていますが、

原因は完全には明らかになっていません。



ただ、シェーングレン症候群のような

自己免疫疾患は、ストレスが発症の

引き金となることもあるようです。

過度のストレスに長時間さらされていると

うつ病や疲労の原因にもあり、

免疫系を弱めてしまうため、自己免疫疾患にも

なりやすくなる可能性があるのです。

更年期障害とのちがい

更年期障害のドライアイなどのドライ症状と

シェーングレン症候群のドライ症状。

その症状から、更年期障害なのかを判断するのは

難しいようです。

更年期障害の場合は、婦人科で血液検査をすると

わかるので、気になる症状があらわれたら、

まずは、婦人科での受診をおすすめします。


女性ホルモンとの関係

シェーングレン症候群を発症する患者さんは、

男性よりも圧倒的に女性が多いのと、

50代前半の閉経の時期に、シェーングレン症候群を

発症する人が多いことから、

最近では、女性ホルモンが低下することと

シェーングレン症候群の発症には関係が

あるのではないかともいわれています。



シェーングレン症候群だけでなく、

自己免疫疾患の多くは、女性ホルモンと

密接に関係があるともいわれています。

閉経時期には、骨粗しょう症など

女性にでやすいさまざまな病気が

出現しやすい時期でもありますので、

更年期の年代は、注意が必要です。



更年期には、女性ホルモンの減少により

さまざまな症状を引き起こす

更年期障害に悩まされる時期でも

あるのですが、更年期だから仕方がないと

思っていると、シェーングレン症候群のような

病気が隠れている場合がありますので、

更年期障害かな?っと思う症状が

あらわれたら、早めに医療機関を受診

しましょう。

シェーングレン症候群の改善方法は?

シェーングレン症候群の予後は、

比較的良好だといわれています。

医療機関を受診し、検査をおこない

シェーングレン症候群と判明した場合は、

症状に合った治療を行うことで

症状は改善していくと思いますが、

なかには、長期にわたり治療をしたり、

生活の質が悪くなることもありますので、

信頼できる医者をみつけて治療されることが

大切です。



また、シェーングレン症候群は急激に

進行することはあまりないといわれています。

10年単位での進行だといわれています。

しかし、なかには乾燥症状が進行したり、

新しい病変が見つかることもあるので、

シェーングレン症候群と診断された場合は、

定期的な診察や検査も大切です。

シェーングレン症候群の予防

ストレスが引き金となり

自己免疫疾患であるシェーングレン症候群を

発症する可能性もあります。

まずはストレスをため込まない

生活をおくり、免疫力の低下を

防止することが重要です。



・規則正しい生活

・バランスのとれた食生活

・適度な運動や趣味を楽しむなど

ストレスを発散する



などに注意してシェーングレン症候群の

予防をしたいですね。

まとめ

更年期の時期に発症しやすい

病気って案外多いですね。

シェーングレン症候群もそのひとつと

いえます。



なかなか症状だけでは、

更年期障害と区別がつきにくい

病気もあります。



なにかと注意が必要ですが、

気になる症状があらわれたら

迷わず病院へ行くのが一番いい方法

なのではないかと思います。



更年期の時期になり女性ホルモンが

減少しはじめ、閉経を迎える女性ですが、

この女性ホルモンが女性の身体を守って

くれていることはいうまでもありません。



私たち女性の身体を守ってくれている

女性ホルモンの減少を極力おさえたり

補うことで更年期障害の症状の緩和にも

なるということですね。



更年期でも快適な毎日をおくりたいものですね。



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