更年期障害の症状が夏バテで悪化しやすい！対策と注意点とは？

梅雨の中休みには、猛烈な暑さとなって

各地で熱中症注意報が発令されています。

近年の夏の暑さは異常ともいえる

暑さで体調を崩す人も少なくありません。

とくに更年期の年代の女性は、

女性ホルモンの減少により

自律神経が乱れやすくなっているので、

夏の疲れやストレスを受けやすく

更年期障害の症状が悪化しやすい状態

なので注意が必要です。

ここでは、夏バテで更年期障害を

悪化させない対策について

くわしくお伝えしようと思います。

Contents

1 夏バテで更年期障害を悪化させないために

夏バテで更年期障害を悪化させないために

20代、30代の頃の夏バテよりも

40代の更年期にさしかかった夏バテは、

注意が必要です。

夏バテにより更年期の不快な症状を

悪化させることもあるからです。

更年期障害の症状について！女性はいつから始まるのかチェック！

まずは、夏バテしない対策が必要と

いえますね。

夏バテの症状

夏バテの主な症状は、全身のだるさと疲労感です。

なんとなく体がだるい

疲れがとれない

といった日が続きます。

また、自律神経の不調により

消化器の機能も低下し、食欲不振と

なります。

このことで、体に必要なエネルギーやビタミンが

不足するといったことになる場合があります。

そうなると、だるさや疲労感が増してしまったり

なにもやる気が起こらないといった状態になります。

夏バテにより免疫力が低下することによって、

夏風邪にかかることがあります。

夏風邪の特徴は、冬の風邪とはちがい

せきやたんはあまり出ないことが多く、

喉の痛みや下痢がおこりやすいです。

微熱があり全身倦怠感があるのも特徴です。

いずれにしても、夏風邪の場合は

汗をかきやすい時期でもあるので

脱水症状への注意が必要です。

夏バテの原因

夏バテの原因には大きくわけて3つ

の原因が考えられます。

1.室内外の温度差

猛暑の屋外から、室内に入ると

エアコンで冷えた状態となっているため、

急激な温度差で体力を消耗します。

さらにエアコンにより冷えた室内に

いることで、そのストレスから

自律神経がうまく働かなくなります。

自律神経が乱れることで胃腸の不調や全身の

倦怠感や食欲不振といった症状が

あらわれます。

2.高温多湿による発汗異常

高温多湿の環境が続くと、

汗の出口周辺が詰まることがあり

発汗が困難になることがあります。

このことで、体温の調節がうまくいかなく

なってしまいます。

また、屋外で長時間直射日光を浴びて

いると発汗が過剰となり

水分不足気味となり夏バテを引き起こします。

3.熱帯夜で睡眠不足

夜になっても暑い！

熱帯夜で寝付けない、眠りが浅い

そのことで睡眠不足になりがちです。

睡眠不足になると、日中の疲労を

回復することができずに疲れが溜まり

夏バテを引き起こします。

更年期には要注意の夏バテ

夏バテにより自律神経の不調がおこる

これは、更年期障害の自律神経の不調と

似た症状でもあります。

しかし、更年期にはいり女性ホルモンの

減少により自律神経のバランスが乱れている

うえに夏のストレスがかかるわけですから

更年期の女性の夏バテの症状は

顕著にあらわれるのです。

もともと自律神経が乱れているところに

夏バテの症状も重なり、

更年期障害の症状が悪化するケースも

少なくありません。

若いころよりも夏の暑さに弱くなったと

感じたら、夏バテにとくに注意が必要です。

夏バテ対策

急激な温度変化が夏バテの大きな

原因となります。

体温調節機能が低下しがちな

更年期にはとくに注意が必要です。

暑いからとエアコンの温度を低めに

してしまうのは要注意です。

温度差による夏バテは、5℃以上の

急激な温度差を避けることで改善することが

できますので、外気温より5℃低い温度に

エアコンを設定するなどの工夫が大切です。

暑い日は、ついついさっぱりした

冷たいものを食べてしまいがちですが、

暑い日こそ、栄養のバランスが整った

温かいものをしっかりと食べることで

夏バテを回避することができます。

冷たいものばかり食べていると

体を冷やしてしまい、

胃腸の働きを鈍くしてしまうのです。

また、しっかり睡眠をとり体を休ませる。

規則正しい生活をおくる。

適度に軽めの運動を心がける。

生活にメリハリをつける。

など自律神経を活発化させて、

ホルモンバランスを整えることが

夏バテの対策につながります。